ZINE（ジン）とは、自分の好きなものを表現した自主制作物のこと。

広くいろんな人に自分の好きなものを知ってもらうための制作物です。
なので形も自由。ページ数やサイズもいろいろです。
冊子のものもあれば、一枚物のぺらっとした紙のものもあります。

カラーでもいいし、モノクロでもいいし、
手書きでもいいし、印刷したものでもいいし、
写真だけのものもあります。

自分の好きなものをそこに表現した制作物はすべて、ZINEと呼べるということですね。

ZINEって何？　自費出版アドバイザーによる解説動画はこちら▼

もともとの語源はマガジン（雑誌）ですが、
正式名称はFANZINE（ファンジン）といいます。
FANは「誰々のファン」「◯◯が好き」と言うときのファン。
自分の好きなことを表現したいとか、自分の好きなものをみんなに知って欲しいとか、
そういう想いで作る制作物がFANZINE（ファンジン）です。
それが短くなって、ZINE（ジン）という呼ばれるようになっています。

雑誌は販売を目的とした商業出版ですが
ZINE（ジン）は営利目的ではありません。

では、同人誌とはどう違うのでしょうか？
同人誌というのは基本的にはアニメや漫画などをオマージュする二次制作的なものです。
コミケなどで見る方もいらっしゃるかもしれませんね。
好きなものを表現していくという意味で似ている部分もありますが
同人誌は販売を目的にする場合が多く、ZINEは営利目的ではないところが違いと言えるでしょう。

では、自費出版とZINEの違いは何でしょうか？
ZINEも同人誌も、
自分のお金で自分の好きなように表現して作っている印刷物という意味では、
全部自費出版と言えます。
その中でZINEというジャンル、同人誌というジャンルがあるということですね。

とにかく自由に作れるというところがZINE（ジン）の最大の魅力。
あなたも、好きなものに対する情熱を、自由にZINEで表現してみませんか？

栄光書房でもZINEの制作を承っております。
ぜひお気軽にお問い合わせください！