Q１．改訂版を出そうと思われたきっかけは何でしたか？

実習していた薬学生が、10年前に書いた本を読みたいとの希望があり、家には１冊しか残っていませんでした。
今後、学生実習を続けられるどうかとの思いがあり、記念誌として再発行することを決心しました。

Q２．本づくりで楽しかったことは何ですか？

学生に伝えたいことを簡潔にまとめることができ、また、公害や薬害に関して深く悩んでいた高校生の自分に、薬剤師の歩みと改善した現状を報告できて、人生の課題を1つ解決したような気分です。
本の装丁やアカンサスの花の写真選びが楽しかったです。

Q３．前回・今回と、本を作って良かったと思うことはありますか？

前回書いた内容は、日を追う毎に確信になっていったことが多く、自分の考えや人生に誤りが無かったと確かめることができました。

Q４．栄光書房の対応はいかがでしたか？

10年前の版が残っていたことに深く感謝いたします。
私の思いをそのまま受け止めて、形にしてくださってありがとうございます。
本の仕上がり、価格、デザインに満足しています。

Q５．その他、お気づきの点・ご感想などがあればお願いします。本作りを迷っている方へのメッセージ等もいただけるとうれしいです。

人生の節目に、記念誌として、考えをまとめてみるのがいいと思います。
私は、現在、薬剤師の問題を離れて、日本人の心の源流に関心を向けています。
自分自身の新たな一歩の足掛かりになると思います。

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