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モノとしてそこにある、ということが大事(詩集/50代男性・石川県)

これが2冊目となりますが、1冊目を出したのは新型コロナの流行が始まった年でした。
当時支給された助成金を、ただ使うのではなく記念に残るものにしたいと考えたからでした。

それから3年間たって、今回はコロナ禍の1000日分の想いを忘れないために作りました。
ようやくコロナ禍が落ち着いてきた今がタイミングだと思ったからです。
50代最後の記念、というのもあります。

コロナ禍の3年間に書いてきたものですが、中に「コロナ」という単語は出てきません。
背後にうっすらと感じるくらいに、言葉を選んで表現してきました。
前作は写真をたくさん入れたのですが、今回は本文勝負です。

手で文字を書いたり、紙に印刷されたものを読んだりすることが少なくなってきた時代ですが
形として残る紙の本が好きですね。
デジタルだと情報が多すぎて、あっという間に流れていってしまい、振り返ることもできません。
その点、本ならいつでも手に取ることができます。
モノとしてそこにある、ということが大事ですね。
絵や写真のように、インテリアのひとつとして本を飾るのも面白いと思います。


詩集の作り方はこちら

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