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2.292020
長年の夢が叶いました(小説/70代男性・石川県)
私はこの度、十数年来書き続けてきた「江戸っ子加賀鳶」という作品を、お陰さまで上梓することが出来、長年の夢が叶いました。
江戸の若者が前田家の本郷上屋敷の火消として召し抱えられ、幕府定火消と競い合いながらも、一人前の加賀鳶として成長し、江戸の町を火災から守ってゆく、という小説です。
なにぶん同人誌以外で自分の作品を単行本として出版するのは初めてのことで、どうしたらいいのか迷っていたのですが、私が長年勉強させて頂いている金沢近代文芸研究会主宰の森英一先生や会員の皆様のご協力を得て、出版いたすことになりました。
出版社は、金沢近代文芸研究会の同人誌「イミタチオ」でこれまでもお世話になってきました栄光書房さまにお願いをいたしました。
まず見積りですが、営業部リーダーの久保さんが、私の要望に沿い、予算的に無理のない見積りを立案してくださいましたので、安心してお任せすることが出来ました。
実際の本作りでは、拙い文章の訂正や、誤字、送り仮名の間違い、等を訂正する校正作業は数度に及びましたが、その度に栄光書房のスタッフの方々は快く私の要望に応えてくださいました。
最後に本の装丁を決めるに当たりましては、栄光書房の出村社長さまが、長年の豊富な経験に基づき、カバー絵、表紙や見返しの紙質と色、表紙の帯などをご多忙中にも拘わりませず親身になってアドバイスしてくださいました。そのお陰さまで、「これが自分の作品か」、と目を見張るような本に仕上がりました。
また、本が出来上がった後からは、書店での販売の斡旋や新聞社の取材の申し込みなど、初心者の私には難しい交渉を、営業部リーダーの久保さんが引き受けてくださり、大いに助かりました。
以上のように、今回の出版に当たりましては、栄光書房さまにお願いをして本当に良かったと、心より感謝をいたしております。