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2.202009
自分の説を世に問うための本(随筆/60代男性・石川県)
道楽で書き始めたものですが、「石動山を道標にして邪馬台国へ」という自分の説を世に問うため、まずは本という形にしたいと思いました。
表紙のデザインは、狙い通りのものができてきました。
石動山から始まるというのがうまい具合に表現されていて、おもしろいものになったと思います。
最初は、地元七尾の石動山について書こうと思っていたのです。
地元の子どもが遠足で行くような親しみのある山ですが、案内などが何もないものですから。
そんな折、テレビを見ていると邪馬台国の話題が出てきたので、邪馬台国(ヤマト)は富山(トヤマ)じゃないかと冗談を言うと、長男が「お、倭人伝だな」と答えました。
その時はよくわからなかったのですが、調べ始めるとどんどん興味が出てきました。
邪馬台国や卑弥呼の正体はいまだにはっきりとはわかっていないことや、漢字表記で読み方がわからないものが多いこともわかりました。
それなら自分でも考えていけると思い、古事記を見ながら自由に発想して地元の地名と結び付けていったのです。
この本をいろいろな人に読んでもらって、意見を聞きたいですね。
歴史学者に、こんな説はどうですかと問いかけてみたいです。自分が専門家でないからこそできる問いかけだと思っています。
ほとんどけなされると思いますが、それが楽しみです。
この本をきっかけにして、石動山に興味を持ってもらい、地域に貢献できればと思っています。