「歌集 朝日のように」中谷直彦

柔和な、温かな作品が多数を占め、印象が前作と大きく変化。前作との読み比べも興味深い。
家族への愛情を歌った作品が巧みで、メッセージ性に富む。
また自分の心情を印象的に歌いあげ、家持を彷彿とさせるような作品も数多く載せられている。

発行:1998年10月20日
非売品

 

関連作品

  1. 「句集 虹二重」徳村二郎

    長年俳句を詠んできた著者の、4作目の句集。 前書きや説明を多くして、句の奥行きを深めている。

  2. 「歌集 冬の竹群」荒家信一

    旧国鉄の鉄道マンで新歌人社の荒家信一氏の遺歌集。 繊細な中にも鉄道マンらしい力強さと独特の視点が伺える作品。

  3. 「春耕 中野すみ枝遺歌集」中野すみ枝

    48年間連れ添った妻を突然の事故で亡くした夫。 妻が長年趣味として続けていた短歌を遺歌集としてまとめた。

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